報酬スピード決定の背景
CJPYプールを例に
CJPYプールの報酬スピードは当初1日に5.2164PNDでした。
このスピードは、ベース借入金利をPND報酬で相殺できるように決まりました。
具体的には、 CJPYプールの報酬が発生し始めるのが、借入総額が1000万CJPYを超えてからで、
CJPYプールの最低借入金利が2.75%なので、 1000万 × 0.0275 = 275000(CJPY)となります。
これは1年間に借り手全体で負担するものです。
1日分を求めるために、365で割ります。
275000 ÷ 365 = 753(CJPY)となります。
報酬スピードを決めた当初、1米ドル=144.352円で、1米ドル=1PNDを想定していたので、
753CJPYを相殺する報酬を、753 ÷ 144.352 = 5.2164(PND)としました。
現在は、当初の1000万CJPYの借入額の想定が、約5000万CJPYと5倍になっており、
PNDが1$想定でベースAPRを相殺できる仮定状態が、実際は0.01$付近(1/100)で推移していること
を考慮し、 5倍と100倍で当初の500倍の報酬スピードに調整がされております。
というわけで、現在は1日に、5.2164 × 500 = 2608.2(PND)となっております。
この2608.2PNDを借り手と貸し手で分け合う形になります。
今後も借入総額やPNDの価格の変動などを勘案し、報酬スピードの調整をしていきます。
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